新米猫ボランティアのお世話日記

保護猫施設でボランティアをしてます。猫のお世話や病気について学んだことについてのブログです。お世話や病気について誰かの参考になれば嬉しいです。

猫の健康管理の基本

新米猫ボランティアのLuluです。

 

 

ボランティアを始めて約6ヶ月。

保護施設には体調の悪い子、投薬が必要な子、人馴れしない子など、様々な子がいます。

 

それぞれの猫の体調変化を見逃さないことが大事です。

 

目に見える部分で何か異常はないかをチェックはもちろんですが、

 

重要なチェックポイントは「食欲」と「排泄」です。

 

あまり考えずに、ごはんをあげて、トイレ掃除をしてしまうと異常を見逃してしまいます。

 

食事をちゃんととっているか、おしっこやうんちは出ているかは毎日のチェックポイントになります。

 

食欲については本当に重要で、食べなくなってきた子から、亡くなるケースが多く、痩せ型な子、シニアな子は特に注意が必要です。

 

チェックポイント1 「食欲」

 

食欲の減退の原因は主に

・フードに飽きた

・口が痛い

・何らかの病気が隠れている

・メンタル的なストレスを抱えている

 

が考えられます。

 

 

環境の変化があったり、気分のむらや、病気などで食欲がなくなることがあります。

 

ボランティアでは食べない子には「強制給餌」といい、シリンジやスプーンなどで、しっかり食べてもらうところまでのお世話をします。

 

体調を崩してなくなっていく子は、痩せて食べなくなるというケースがほとんどだからです。

高齢によって、食べなくなるというのはあるのですが、栄養を日頃から取ることで、長生きに繋がります。

 

痩せてきたら要注意です。

 

 

高齢になると「歯肉炎」になる子も多く、痛くて食べられないケースもよく見られます。

 

流動食のようなフードに替えると食べられる子もいますので、色々と試してみてください。

 

 

ちゅーるなどが好きな子は、ちゅーるを出しても食べなかったら要注意です。

 

大好きなおやつや色々なフードを出すことで、フードに飽きたかどうかチェックし、

それでも食べない場合はまずは原因特定のため、病院に連れていきましょう。

 

 

チェックポイント2 「排泄」

おしっこ、うんちが出ているか、それぞれの状態を必ずチェックしましょう。

嘔吐についても、ただの吐き戻しだと安易に見ずに、種類や頻度について記録しましょう。

 

尿が一日でなければ、死の危険性がありますし、便が出ないのは体にいいことではありません。

 

普通にしていて尿が出ないということはないですが、出ない場合、トイレで泣いていたり、血尿が出たりなど兆候は見られると思います。

 

排尿がつらそうな時はすぐにも病院につれていきましょう。

 

便についてが下痢が続くのは危険です。

 

人間と同じ感覚ですが、

下痢が続けば、脱水になり、命の危険がでてきます。

 

子猫、老猫などは下痢から命を落とすケースがあります。

続くようであればすぐに病院につれて行きましょう。

 

軟便、血便、便秘、記録して、異常がないか日々留意していくことが大事です。

 

そういえば、便がでてないな?

何回も嘔吐しているな?

急に痩せてきた気がする

 

など体調変化に気づいてあげることが、まずは重要です。

 

心配な場合は病院に必ず連れていきましょう。

 

当たり前に思えるようなことでも、忙しいとつい見逃しがちです。

 

我慢強く、しゃべれない猫ちゃんですから、些細な変化を見逃さないことが大切ですね。