新米猫ボランティアのお世話日記

保護猫施設でボランティアをしてます。猫のお世話や病気について学んだことについてのブログです。お世話や病気について誰かの参考になれば嬉しいです。

どのくらい水を飲んでいる?飲水量を把握する

こんにちは、新米猫ボランティアのLuluです。

 

今日も猫ちゃんの健康管理で押さえておきたいことをお伝えいたします。

 

皆さんの飼い猫が毎日どのくらい水を飲んでいるか知っていますか?

 

最近水を飲む量が増えたような気がする・・・

おしっこの量が多いけどどの程度が普通なのかな・・・

 

このような疑問や不安を感じることはありませんか?

病院で検査をするのも、猫が嫌がるし、費用もかかるので躊躇してしまいます。

 

 

たくさんの猫がいると、色々な猫の症状を見ることができるので、あの子は水をたくさん飲んでいるな?とか異常に気がつくことができますが、

 

1頭で飼っていると普通なのかどうなのか、なかなか判断つきません。

 

水を飲まないのも病気の原因になるし、

水を飲みすぎるのも病気の可能性が疑われますので、

一日に猫ちゃんがどの程度水を飲んでいるのかをチェックしましょう。

 

水をたくさん飲んでいる、飲む量が増えると、、

水をたくさん飲んでいる場合、腎臓病やその他の病気の可能性が考えられます。

たくさん水を飲むことで腎臓で濾過できない毒素を薄めるようにし、尿が多くなります。

多飲もしくは多尿に気がついた場合は、病院で健康診断を受けましょう。

 

腎臓病も早く気がつけば、対応できることもたくさんあります。

早期発見、早期治療のためにも、水の飲む量は気にしておく必要があります。

 

多飲多尿の定義は?

1日の水の量は3kgで160ml、4kgで200mlぐらいが適量と言われています。

こちらの定義は色々あるようですが、まずはどのくらい飲んでいるかを把握することが大事です!

 

異常のある子は300mlを入れたけど、ほぼ空っぽになったとか、明らかにわかる水の飲み方をしました。

 

尿の適正量も飲水量と同じぐらいの定義で、1kgあたり50mlぐらいと言われております。

 

尿の回数は一日1〜3回程度。回数でもチェックができますね。

 

 

多頭飼いの場合は異常の見られる子をケージで管理するなども必要な処置です。

 

猫と腎臓病は切り離せないものですので、

飲水量か尿の量を日頃から把握しておけば、異常に気がつくことができるでしょう。

 

尿の量り方

飲水量を量れれば、異常は気がつくことができますが、尿の方が測りやすいケースもあると思います。

 

固める砂でなく、すのこ状のトイレでおしっこをシートで吸わせるシステム型のトイレであれば、ペットシーツの重さを量っておき、尿をしたあとの重さを量ります。

 

システムトイレは何でもいいですが、定番なのはニャンとも清潔トイレですね。

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システムトイレなら、おしっこの色が確認しやすく、シートをひかなければ、おしっこを貯めることができます。

尿検査などに持っていくことも可能ですね。

 

 

 

考えればわかるようなことばかりですが、10年以上猫を飼っていてもやっておりませんでした。

 

健康の時には気が付かないことも、日頃から意識して把握しておくと安心です。

猫の健康状態を日頃からチェックすることで、大丈夫かな?という不安からも解消されると思います。